連翹（れんぎょう）
Forsythiae Fructus
[基原]モクセイ科（Oleaceae）レンギョウForsythia suspensa Vahl又はシナレンギョウF. virdissima Lindleyの果実（以上日本薬局方正品）。韓国産はチョウセンレンギョウF. koreana Nakaiとし、時に用いられるが、品質は上記二種に劣る。
[出典]神農本草経 下品
[別名]旱連翹（かんれんぎょう）、大翹子（だいぎょうし）、空殻（くうかく）
[成分]リグナン：Arctiin, Arctigenin, (+)-Pinoresinol, (+)-Epipinoresinol, Phillygenin, (-)-Matairesinolなど、トリテルペノイド：Oleanolic acid, Ursolic acid、フェノール配糖体：Forthiaside, (R)-Suspensasideなど、フラボノイド：Rutin, Quercitrinなど。
[効能]解毒、排膿、利尿、消炎、鎮痛
[用法]疥癬、丹毒、麻疹、急性腎炎
[性味]苦、微寒
[処方]銀翹散、 荊芥連翹湯、清上防風湯、防風通聖散など
[産地]中国、韓国、日本
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