竹茹（ちくじょ）
Phyllostachysis Caulis
[基原]イネ科（Gramineae）ハチクPhyllostachys nigra Munro var. henonis Stapf ex Rendl、またはマダケP. bambusoides Siebold et Zuccariniほか同属植物、ホウライチクBambusa属、マチクDendrocalamus属などの竹幹の上皮を薄くはぎ去り、皮下の帯緑白色部を薄く削って帯綿状にしたもの。日本では和淡竹葉と同じ基原を用いる
[出典]神農本草経 中品
[別名]淡竹茹（たんちくじょ）
[成分]トリテルペン：Friedelin, Lupenone, Lupeol, Epifriedelinol, Glutiol, Glutinoneなど、その他：糖類、アミノ酸類、ビタミン類など。
[効能]清涼、解熱、止嘔、鎮咳
[用法]急性胃炎、妊娠嘔吐、不眠など
[性味]甘、微寒
[処方]加味温胆湯
[産地]中国、日本各地
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